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「身」に気づくワークショップ

 

まずこのワークショップはこんな方々におすすめしたいと思います。

 

・「身体を使う」ということに興味のある方

→このワークショップでは特定のボディワークを行うのではなく、「身体を動かす」ということを合理的に考えて、実際に自身の身体を通して動かせるようになることを目的にしています。「身体を動かせるようにする」という考え方をお伝え致します。

 

・知識や技術を入れるほどに頭が固くなるように感じる方

→この場合は、知識や技術を使いこなすための資質が養われていません。ですから、一旦立ち返って自身の状態を見つめ返すと良いでしょう。

 

・自分自身の持っている技術を「使える」ようにしたい方

→使える技術というのは、相手に作用できるということです。

この「作用できる」に取り組むことによって、あなたの持っている技術は使えるものに昇華されます。

 

・私の文章に興味を持った方

→むしろ私の方が会いたいです。ぜひ一度ご参加くださいませ。

 

今回のワークショップは、医療従事者に限定したものではありません。参加資格も特に設けておりません。どなたでも参加可能です。

医療従事者に限らず、考えるヒントがたくさん詰まったワークショップにしますので、ぜひご参加くださいませ。

 

 

身体を「身」と捉えるか、「BODY」と捉えるか

 

日本語の「身」という言葉は、 「BODY」とは異なります。

それは日本語の使われ方でも分かると思います。

「他人の優しさが身にしみる」

「仕事に身が入る」

「身に覚えのない」

これらは「BODY」で捉えるところの物質的な体だけでなく、心理的・社会的な存在として体を捉えているのです。

 

簡単な例で、苦手な人を前にした時に、どんなに頭で冷静を保とうとしても、身震いしたり、鳥肌が立ったりと、身体が反応してしまうことがありますね。

 

我々の持つ「身」というのは、物質的な枠にとどまらずに、対他的な反応や意思などが影響するものなのです。

「身」という言葉を使用した慣用句は、先人の身体感から由来するものでしょう。

 

なぜこのように「身」と「 BODY」を区別して考える必要があるのでしょうか。

 

生き身としての身体と、構造として捉えられる身体は異なるからです。

簡単な例で言えば、どんなに解剖学や運動学に詳しく的確な部位に手が置けたとしても、その手が相手に嫌悪感を抱かせてしまっては、手技による効果は期待できません。

それが実際であり、そこはいくら「BODY」としての身体の知識を深めても修正されることはありません。

現場は常に生き身の交流です。人に触れる、人と関わるということにおいて、身に生じる反応を知ること。まずはそこから知りましょう。

 

 

「身体を動かす」を改めて考える

 

身体を動かすための方法として、数多のボディワークが存在します。

それらは「動かし方」ですね。教科書には、身体を〇〇のように動かせば、△△筋が鍛えられるなどの解説が載っています。

それはその時、その被験者で測定した場合の結果であり、本当にそうなるかは確かめる必要があります。

 

また動かし方を自身に適用する場合、一つ見落としがちな視点があります。

それは「動かそうとする自分自身の身体を知っているか」ということです。

この場合の「知っているか」は、例えば解剖学的な構造や運動学的な関節の動きや筋肉の働きではなく、自身の体性感覚を通した肘や腰の位置や運動の方向などのことです。

運動を至極簡略化して捉えれば、どの部位をどの方向に動かすかを明確にすること、そしてそれに見合った的確な運動指示を出すことが重要になります。

厳密な身体操作を自身に要求することで、運動の質は変わってきます。それは何が変わってくるか。一つに感覚する能力が向上してきます。

例えば膝を動かす場合、膝の内側、あるいは外側、表面なのか、深部なのか。それは意図的に鍛錬するか、もしくは精緻化した感覚が要求される課題に取り組むかしない限り、明確になることはありません。

 

「身体を使う」という言葉は巷に溢れていますが、そもそも「身体を使えていない」ということを知らずに、「身体の使い方」を知ったところで身体を使えるようにはならないのです。

 

自分の身体は自分の思うままには動かない。

これを知ることが入り口です。

 

 

「分かる」と「出来る」は違う。まずは「出来る」を目指そう。

 

自転車に乗ることを例に考えてみましょう。

自転車の乗り方を教わった、あるいは知識として知ったとして、乗れるようにならないことは経験的に分かると思います。

もちろん、乗り方のコツを知ることで、練習の方向性が変化し、効率的な習得につながることはあります。しかし、結局のところ、乗れるようになるのは自分であり、方法が自分を自転車に乗せてくれるわけではありません。

逆に自転車に乗れるようになると、何がポイントになるかが言語化はできなくても、体験的に分かるようになります。つまり、自分なりの乗り方で、乗れるようになるのです。

 

乗り方がわかって、すぐに出来るようになるのは、具現化能力の高い場合です。初心者は、まず分かることよりも出来ることを目指すべきでしょう。

子どものことで考えると、子どもは自転車の乗り方を分かりたいのではなく、乗れるようになりたいのです。

乗れるようになることへの欲求と、試行錯誤の中で蓄積された経験や感覚的成長、あるいは自転車を乗るに必要な要素の鍛錬が進み、自転車に乗れるようになるのです。

 

「身体を使う」の場合も同様です。まずは理解することよりも、出来るようになることを優先しましょう。出来るようになるには、具体的に身体を使おうとする経験が必要です。そのプロセスが結果的に「出来る」につながります。

 

 

あくまで現場でいかせるように、鍛錬する。

 

どんな現場も必ず相手が存在します。

私の仕事の場合は、患者さんや利用者さんが相手です。

ですから、相手に作用できて初めて「何かをした」ということになります。

逆に言えば、相手に作用できないのであれば、何もしていないのと同じということになります。

この相手への作用というのは、そうした方法を知るということではありません。自分自身が「していることを明確にする」というのが重要な視点になります。逆に言えば方法はなんでも良いのです。

もちろん、患者さんの状態や方向性に合わせて、適切な手段を選択するということは大切ですが、それ以前に、「作用することができるようになる」ということが大切です。

 

今回のワークショップのテーマは、「身に気づく」です。

「身に気づく」こと自体に意味はありませんが、相手に作用できるようになるという観点において、「身」というもの知ることは重要な視点になると思います。

「医学」という分野から少し離れて、「対人関係」という観点から、「身」について検証していこうと思います。

「いろいろなワークで「身」の実体に触れようとしてみませんか。

そのことがきっと、皆さんの臨床に役立つ「気づき」を得るきっかけになると思います。

 

またあくまで当日取り組むワークは、それぞれ一つの方法として提案します。方法ですから、それが出来るようになることが一つの目的になります。しかしながら、それが出来るようになることが重要なのではありません。

ここで一つ、大切な視点を紹介します。

方法を介して、何かができると捉えるのではなく、方法を介して、自分自身の感覚や動きの癖などに気づいていく、という認識が方法との付き合いで重要なポイントになります。

 

そうしたことも当日ワークを進めながら解説していきたいと思います。

 

 

取り組むワークの一例

・対人関係における人の反応を知る

・「触れる」という行為と、「握る」、「押す」という運動の違い

・触れたところから、「皮膚」、「筋」、「骨」の触り分け

・パーソナルスペースの実際を体感する

・「身体を動かす」ための考え方と効果的なストレッチ

・考え方が行為に及ぼす影響を知り、修正していく実際を知る

・感覚の鍛錬の方法について

 

 

「身」に気づくワークショップ
 

【日時】

 3月25日(日)

 9時30分〜14時30分

 ※昼休憩を1時間ほど設ける予定ですが、ランチョンセミナーの企画もしています

​ ※ランチョンセミナーは自由参加ですが、是非ご参加いただきたいのでご昼食をご持参ください

    ※ワークショップ終了後に懇親会も企画しております。この機会にぜひご参加ください

【場所】

 横浜市戸塚駅周辺施設(申し込み者には自動返信メールにてご連絡いたします)

【講師】

 尾森亮太 先生

 理学療法士

 直感想造研究会 主宰

【対象】

 興味のある方ならどなたでもご参加いただけます

【参加費】

 6,000円 

 

【申し込み】

 コチラ